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ホルモンについて

2016年8月13日

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内分泌学

内分泌学は比較的新しい学問で
1902年にイギリスの生理学者によって
ホルモンという専門用語が使われるようになりました
ギリシャ語で、「ホルマオ=刺激する、興奮させる、動かす」
という言葉が語源となっています
体の生理活動を正常に保つため、
その働きをコンロトール(活性、抑制)する
神経系と内分泌系は、協調して働くことにより、
日常のホメオスタシスの維持を行っています
たんぱく質を含む物質が血中に分泌され、
微量で多大な効果を持つものも多くあります
ホルモンの届きやすさは、
血液循環の良し悪しで、個体差があります
心臓から送り出された血液が再び戻ってくるまでにかかる時間は
血流が良い人も悪い人も約1分かかりますが
血流が良い人では毛細血管の隅々まで巡って1分
 
悪い人では、毛細血管にあまり血液が行かずに大動脈
 
細動脈を通って1分という違いがあります
血液検査の項目には、AI値(動脈硬化指数)というものがあり
正常値は2.6以下、20代では1.0以下です
この値は動脈硬化だけでなく、
ホメオスタシスやホルモンの働きも反映していると言えます
ホルモンは、色々情報を伝達する生理活性物質で、
主としてたんぱく質で構成されており
血液中に分泌されることから内分泌と呼ばれています
ホルモンが作用を及ぼす特定の器官を標的器官といい
その細胞あるホルモンの受容体(鍵穴)を
レセプター(2000~100000個/細胞)といいます
レセプターの数は、血液循環の良いところでは増え
血流が悪くホルモンが届かないところでは減少する傾向にあります
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また意識している部分も血液に集まりやすくなるため、
レセプターが増えます
ホルモンはここで栄養素のように分解して
エネルギー源になるのではなく
その細胞の代謝活動のきっかけをつくる、
または調節したりします
特定の器官から分泌され、血管の中を移動し
遠隔の器官に作用するものを狭義のホルモンと捉えますが
最近では、ある種の細胞や組織から分泌され
比較的近傍で働く生理活性物質
(サイトカイン、プロスタグランジンなど)も
広義のホルモンと捉えられています
ホルモンは単独では働かず、脳下垂体で制御されていますが
下垂体はその上の視床下部の制御も受けているため
ホルモンは自律神経の影響や感情、情動が大きく関わります
微量で多大な効果を持つものも多く
一生のうち耳かき1杯分しか分泌されないものもあります

ホルモン全体の働き

① 平滑筋や心筋の活動を調節
② 分泌腺の調節
③ 代謝の変化
④ 成長や発育を促す
⑤ 生殖過程に影響を及ぼす
⑥ サーカディアンリズムの調整
脳

原料によるホルモンの種類

ペプチドホルモン
(たんぱく質主体のホルモンで、
期待する感情で分泌が影響を受けるホルモン) 
現在、発見されているホルモンの70%はペプチドホルモンで
細胞膜にレセプターがあり、その信号が細胞内に伝達され
酵素活性が起きることにより、生理的反応を引き起こします
・心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP):
心房で合成され、末梢血管を拡張し
血圧降下物質として働く、腎臓で利尿を促進する
・成長ホルモン
・ソマトスタチン
・バゾプレッシン
・インスリン
・グルカゴン
・オキシトシン
などがあります
アミン型ホルモン
(構造にアンモニア化合物の総称であるアミンを含むホルモン) 
細胞膜にレセプターがあり、
その信号が細胞内に伝達され酵素活性によって
生理的反応を引き起こします
ビタミンも全てアミンです(Vita-amin)
・サイロキシン
・ノルアドレナリン
・アドレナリン
などがあります
ステロイドホルモン(コレステロールを材料にするホルモン) 
レセプターが細胞内にあるため、
直接細胞に侵入し、核の中の遺伝子に影響を与え
新たなたんぱく質や酵素の合成を促します
細胞膜はたんぱく質と脂質の二重膜でできており
ステロイドホルモンも似た構造であるため、
細胞内に入っていくことができます
・エストロゲン(女性ホルモン)
・プロゲステロン(黄体ホルモン)
・テストステロン(男性ホルモン)
・コルチゾール(副腎皮質束状層ホルモン)
・アルドステロン(副腎皮質球状層ホルモン)などがあります
ドーピングで使われるステロイドホルモンは
男性ホルモンで筋肉を増強させることを目的としています
また抗炎症作用を持つものもあるため、
傷口に塗布する軟膏の成分としても使われます

パワープレートとホルモン

 パワープレートを使ったトレーニングでは
成長ホルモンが通常の約4.6倍に高められたり
ストレス時に分泌されるホルモンであるコルチゾールを減少させるなど
様々なホルモンに影響を与えられることが確認されています
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