2018年12月16日
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アクティブエイジングのためのビタミンA
ヒトの身体は約60兆個の細胞で構成されていますが
ビタミンAはこれらの細胞の成長、分化
成熟のために非常に重要な役割を担っています。
そのため、細胞の健康(全身の健康)を保つには
高容量のビタミンAが必要なのです。
またビタミンAは、身体の抵抗力をつけるために
欠かせない栄養素で、足りなくなると免疫力が下がり
病気にかかりやすくなります。
ユニセフでは、子供たちに高単位の
ビタミンAカプセル(1歳未満:10000IU
1歳以上:20000IU)を年2回飲ませることで
ビタミンAを補給する活動を行っています。
日本ではビタミンAの過剰症が
取り沙汰された時代があったことから
慢性的に不足状態が続いています。
Dr.フェルナンデス自身も
1994年から一日60000IUのビタミンAを摂取しており
同世代の男性と比べて圧倒的に若々しく
健康な身体を保っています。
日本人に最も足りていない栄養素

ビタミンAは非常に重要な栄養素でありながら
私たち日本人に最も足りていない栄養素でもあります。
その大きな理由は食材に含まれる栄養自体が
減少してきているということが挙げられます。
ニンジン100gに含まれるビタミンAの量は
1950年には4050μgだったのに対し
2010年には780μgと81%も減少しているのです。
1950年と同じ量のビタミンAを摂るには
約5倍の量を食べる必要があります。
ビタミンAと細胞の再生
- 成長ホルモンの産生を促す
- 抗酸化物質としてフリーラジカルによって生じる慢性炎症を抑える
- 皮膚や粘膜の維持
- 視覚の正常化、成長及び分化に関与(夜盲症、視覚障害、ドライアイ)
- 不妊症、不育症、PMS(月経前症候群)との強い関連(女性ホルモンの産生に関わる)
- 子供の正常な成長
- 味覚、嗅覚の正常化
ビタミンAと免疫

- 呼吸器感染症に対する抵抗力の獲得
- ビタミンAクリームによる基底細胞がん予防
- にきび、アトピーや乾癬のような皮膚症状の治療
- 副鼻腔や気管支の感染症
- 細胞、寄生虫感染症の予防及び回復
ビタミンAの安全性
かつて言われていたビタミンAの過剰摂取による問題は
具体的にどれほどの摂取で影響が出てくるのでしょうか?
ビタミンAを100000IU以上を長期にわたって
摂取した時には稀に吐き気や頭痛
眼のかすみといった症状が出ることがあります。
(Pennis.K.L.and Tanumihardjo S.A.
ビタミンAの急性および慢性毒性より)
この100000IUという値がどれほど途方もない数字かというと
日本のビタミンA推奨量は30代で3000IUとなっており
現代人はそのさらに60%も摂れていません。
量子化学者のLinus Paulingは、より健康的な毎日を送るために1日
25000IUのビタミンA摂取を推奨しています
これは60兆個の細胞一つ一つにビタミンAを
十分に届けるために必要な量ということになります。
この事実を踏まえると、過剰摂取を心配するよりも
圧倒的に不足の方が問題なのが現状なのです。
その理由は、ビタミンAは細胞の代謝に関わる
重要な栄養素であるため
体内に蓄積される前にどんどん使われてしまうからです。
また、妊娠中の女性は安全な妊娠のために
27000~50000IUのビタミンAが必要としています。
その理由は、ビタミンAは細胞の成長と
分化に必須の栄養素で
胎児の奇形を防ぐために重要だと
Dr.フェルナンデスは述べています。
体内のビタミンAの形

ビタミンAは体の中では
大半がレチニルエステルという形で
肝臓に蓄えられており
必要に応じてレチノールに変換されて
タンパク質と結合して
血液によって必要な器官に運ばれます。
そして細胞内で必要量がレチノイン酸に
変換されてDNAに働きかけます。
以下の項目に当てはまる場合、ビタミンAが欠乏しているかもしれません
- 肌が乾燥する
- 肌が荒れる
- イボやウオノメができやすい
- しわが気になる
- ニキビや吹き出物ができやすい
- アトピー性皮膚炎が気になる
- 鼻の中が乾燥する
- 目が乾燥する(ドライアイ)
- 胃腸の調子が悪い
- 風邪をひきやすい
- 夜盲症が気になる
- がん家系である
- 婦人科トラブルがある
ビタミンA+D
Dr.フェルナンデスは現代人に最も必要な栄養素は
ビタミンA+Dであるという考え方から
ドクターズサプリの最もベーシックな
ラインナップとしてビタミンA+Dを開発しました。
このサプリメントは先日
厳正な審査によって決定されるモンドセレクション
で金賞を受賞しました。
ビタミンDは、ビタミンAの吸収を促進するだけでなく
- 免疫力を高める
- 気分を高める
- 健康な骨と歯の維持
- 将来の骨粗鬆症のリスクの低減
などの役割があります。
人口の約50%がビタミンD欠乏と言われており
熱帯地方以外の人々は冬季にビタミンDを
ほとんど作ることができません。
また米国神経学会は、ビタミンD不足と認知症
アルツハイマー病の関連について述べています。
この研究では、認知症の無い人65歳以上の
高齢者1658人の血中ビタミンD値を測定し
その後の変化をみたところ
ビタミンD値が正常である参加者と比較すると
ビタミンD値が低値である者では
認知症発症リスクが53%増大し
重度に不足している者では125%増大したと言います。
アルツハイマー病を発症するリスクは
ビタミンD低値である者では、70%増大し
重度に不足している者では120%以上増大したそうです。
これは学歴、喫煙歴、アルコール摂取といった
認知症リスクに影響しうる他の因子で
調整した後も変化は無かったと言います。
ビタミンA+Dを飲まれている方で
花粉症の薬を飲む必要が無くなった
という報告を多く頂いており
足りていなかったビタミンAが補給されたことで
免疫システムが調整された可能性があります。
さらにこれらの栄養の吸収を高めるための成分
「ピぺリン」も配合されています。
日本人に最も不足しているビタミンAと
その働きを助けるビタミンDを毎日しっかり
補うためにA+Dサプリメントを摂りましょう。
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