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食品と栄養 1

2019年4月29日

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普段私たちが摂取する食品は、私たちの体をつくっているものそのものであり

これらの食事が体質や体調を左右していると言っても過言ではありません。

ですから冷え体質を改善するために食品の機能を

正しく理解している必要があるのです。

今回は、食品の機能と私たちの体が

どのように食品から栄養得ているのかという仕組みについてお話したいと思います。

食品の機能

 

食品が持つ主な機能として以下のようなものがあります。 

①    一次機能

栄養機能、エネルギー源、生命維持のための栄養面での働き

 

②    二次機能

おいしさ、食事を楽しむという味覚、感覚面での働き

栄養があるものを食べていても一人で食事をするよりも

大勢で楽しみながら食べた方が消化が良くなる

 

③    三次機能

体調調節、生体の生理機能の変調を修復する働き

消化と栄養素

食べた物を分解して体内に取り込む働きをする器官を消化器系と言い

さらに消化管と消化腺に分けられます。

消化管

口、食道、胃、小腸、大腸、肛門へと至る食塊が通る管

 

消化腺

唾液線、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化酵素を含む器官

3大栄養素と代謝の流れ

 

体をつくる栄養素はたんぱく質、脂質、炭水化物の3つがあり

これらを3大栄養素と言います。

それぞれの代謝の流れは以下のようになっています。

①    炭水化物

炭水化物にはデンプン、糖類があり、それぞれ酵素によって分解されます

デンプン→デキストリン→マルトース→グルコース

糖類→ガラクトース、フルクトース

②    タンパク質

たんぱく質→ペプトン、ポリペプチド→アミノ酸

③  脂質

  脂肪→脂肪酸、グリセリン

たんぱく質

たんぱく質は約20種類のアミノ酸が、2~80個つながったものです。

花粉などの異物(アレルゲン)となるたんぱく質も消化によって

2~3個に分解されていれば吸収しても免疫応答は起こりません。

アレルギー体質の人は消化器の機能が低下している場合が多く

5~6個つながった少し大きい分子の状態で吸収してしまい

アレルギー症状を引き起こす原因となります。

 

必須アミノ酸

私たちの身体で合成できないため

食事から補わなければならないアミノ酸を

必須アミノ酸といいます。

ロイシン

イソロイシン

バリン

リジン

トリプトファン

メチオニン

スレオニン

フェニルアラニン

ヒスチジン

非必須アミノ酸

アラニン

アルギニン

グルタミン

プロリン

グルタミン

アスパラギン酸

グルタミン酸

プロリン

システイン

チロシン

アスパラギン

グリシン

セリン

たんぱく質の質と量は、必須アミノ酸の量で決まり

摂取できるアミノ酸量は必要量に対する割合が一番低いものの量によるため

たんぱく質の質が悪かったとしても

摂取量を増やせば必要量を満たすことができます。

アミノ酸スコアが高い食品として鶏卵があります。

生体調節機能(3次機能)としては、ホルモン類、酵素類などがあり

多くは消化管内で消化により機能を失いますが

消化酵素に抵抗性を持ち、腸管内で機能を持つものがあります。

 

・カゼインフォスフォペプチド(CPP

カゼイン(乳たんぱく質)由来で、本来吸収されにくいカルシウムが腸内でリン酸と結合するのを防ぎ、体内での吸収を助ける。

・血清コレステロール低減化ペプチド

大豆たんぱく質由来の難消化性高分子で、消化管内のコレステロール類を吸着して吸収を阻害するため、血清コレステロールの低下に役立つ。

・アンギオテンシン変換酵素阻害ペプチド

イワシのたんぱく質由来で、血圧を上げる酵素を阻害する。

・オピオイドペプチド

カゼイン(乳たんぱく質)由来で神経の興奮を鎮める。

 

 

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