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ロコモティブシンドローム予防

2020年12月26日

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運動器症候群という病気

 

いきなりですが、以下の項目について

該当するものにチェックをしてみてください。

 

①片足立ちで靴下が履けない
②家の中でつまずいたり、滑ったりする
③横断歩道を青信号で渡りきれない
④階段を上るのに手すりが必要である
⑤15分くらい続けて歩けない
⑥2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
⑦掃除機の使用や布団の上げ下ろしなどのやや重い仕事が困難である

 

いかがでしたでしょうか?

これはロコモティブシンドロームのチェック表です。
 
このうち一つでも当てはまれば
ロコモティブシンドロームの可能性があります。

ロコモティブシンドロームとは、運動器症候群と訳され

運動不足によって骨、筋肉が弱り、骨粗鬆症や変形性の関節症

骨折、転倒などを引き起こしやすくなる状態です。

症状としては筋力の低下、関節可動域の減少、関節や筋肉の痛み

バランス機能(平衡感覚)の低下などが挙げられます。

このような症状がひどくなると、外出の機会が減り

趣味などを楽しめなくなるばかりか

精神的な部分や内臓機能にも影響を与えて、

新たな病気の元にもなりかねません

ちょっと怪しいというような場合も予備軍なので、

若い方でも注意が必要です 。

 

平均寿命と健康寿命

2013年時点の日本人の平均寿命は、

男性で80.21歳、女性で86.61ですが

健康上の問題がなく日常生活を送れる期間である健康寿命は

男性で71.19歳、女性で74.21歳となっています。

したがって、男女ともに寿命を迎えるまでの約10年間は

要介護や寝たきりで過ごしているという現実があります。

 

 

重力を避けることがロコモティブシンドロームをつくる?

 

現在の日本の推計患者数は変形性関節症と

骨粗鬆症に限っても 4700万人
(男性2100万人、女性2600万人)にのぼると言われています。
 
平成19年の国民生活基礎調査によると、
要介護となってしまった人の原因では
 
1位:脳卒中
2位:認知症
3位:老衰
4位:関節疾患
5位:骨折や転倒
 
となっており、筋肉や関節、骨などの
運動器に関連する問題が
約40%と最も多くなっています
 
そもそも人は、重力という負荷があるからこそ
筋肉や骨などを維持することができるのですが
今のように便利な世の中は自分の脚で歩く機会を減らし
あえて恩恵である重力から逃げるかのようになっています。
 
 重力の無い宇宙空間から帰ってきた宇宙飛行士たちは
筋肉や骨が弱り内臓の機能も低下していて
老化現象とほぼ同じ状態になります
 
このことからも重力が運動器の健康に
密接に関わっていることがお分かりいただけると思います。
 
 

様々な関節症も重力を避けることが原因

ロコモティブシンドロームの中で特に多く見られるのが
変形性の関節症です。
関節の構造は、2枚のガラスの間に潤滑剤を垂らした状態に例えられます。
ここでクイズです。
ガラスを3種類の方法で動かしてみます。
① 2枚のガラスの板を平行に滑らせる
② 2枚のガラスを引き離すように牽引して平行に滑らせる
③ 2枚のガラスを引き合わせるように圧力を加えて平行に滑らせる
 
この中で最も滑りが良いのはどれでしょうか?
...答えはです。
これ私たちの関節に当てはめると、重力(負荷)がかかっている
 
状態が最も動きとしての機能が高くなるという事です。
反対に一番滑りが悪いのは②です。
ですから、私たちは立って運動をする(関節に対して重力の負荷がかかっている)のが正常であり、関節の潤滑油が最もつくられやすい状態です。
重力を避ける生活(横になったり、座っていることが多い生活)は関節の機能を損ねてしまうことになり、長期的には変形性の関節症にも繋がります。

 
変形性の股関節症の改善症例はコチラ
変形性に膝関節症の改善症例はコチラ
 

 重力をつくりだす新しい概念のエクササイズマシン

 

このように重力が私たちの健康に与える影響が解明されるようになったことで

どのようにしてその恩恵をカラダに与えることができるかが研究されるようになり

あるエクササイズマシンが誕生しました。

それがパワープレートです。

 

パワープレートは体に高速の振動をかけることで、
体にかかる重力を増すことができます
しかも人体の構造と同じ3次元(前後、左右、上下)方向に
振動が加わるため関節に負担がかかりません
このような特許技術が評価されNASA(アメリカ航空宇宙局)で宇宙飛行士の重力トレーニングにも
使用されています。
 

パワープレート ロコモティブシンドローム

運動が必要なことは誰もが知っていますが、

すでに筋力が弱っている方は例えウォーキングであっても

関節を動かすことが負荷の高い運動になっていることが多く

筋肉の支えがしっかりしていない状態で歩いたりすると

関節周辺のみならず組織を傷つけてしまうことがあります。

3次元の振動が筋肉を動かしてくれるため、

パワープレートの上では関節運動は必要ありません

  また正しい姿勢でパワープレートに乗ることを心掛けることで

崩れていた筋肉のバランスが整い、アライメントの矯正にもつながります。

   

 

筋力バランスや基礎的は支えとなる筋肉をつけていくと

関節を動かすことによる痛みも軽減されてくるため

徐々に動きをつけたトレーニングに移行していき

日常生活の様々な動きにも対応できるようになります。

パワープレート独自の3次元ハーモニック振動については

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