2021年4月25日
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国際基準カイロプラクティック&Power Plate専門ジムのスタジオレゾナンスです。
ダイエットで欠かせない食事のコントロール。
今回は私たちの身体をつくるうえで欠かせない脂質について解説します。
目次
油、脂の違いとは
これらの構造は基本的には同じで
アルコールの一種であるグリセロールと
3つの脂肪酸が結合したものですが
この脂肪酸に違いがあります
油は常温で液体のもので
脂は常温で固体のものを指します
脂肪酸は、構成している炭素の数によって
長鎖脂肪酸(炭素数13以上)
中鎖脂肪酸(炭素数5~12)
短鎖脂肪酸(炭素数2~4)
に分かれます
長鎖脂肪酸は小腸の粘膜の上皮細胞から吸収されて
アポたんぱくと呼ばれるたんぱく質と結合してリンパ管を通り
左の鎖骨下静脈という血管から心臓を通して
全身をめぐる血管(大循環系)に入り、筋肉のエネルギーとして使われます
そして使われなかったものは脂肪細胞の中に蓄えられ、体脂肪となります
それに対して中鎖、短鎖脂肪酸は
同じく小腸粘膜上皮細胞から吸収されますが
リンパ管ではなく上下の腸間膜静脈という血管に入り
門脈から直接肝臓に運ばれ、蓄えられます。
ですから中鎖、短鎖脂肪酸の油を使うと
また、脂肪酸は、炭素がすべて一重の結合で
炭素の結合の中に1か所以上の二重または
・必須脂肪酸
私たちの体内で合成できずに
必須脂肪酸と言います
ヒトの必須脂肪酸はすべて植物や
主なものは
リノール酸
アラキドン酸
α‐リノレン酸
エイコタペンタエン酸
ドコサヘキサエン酸
脂・油の役割
①細胞膜の材料になる
グリセロールと3つの脂肪酸のみで
それ以外の物質も含まれているものを複合脂質と言い
複合脂質の中のリン脂質は
②脳、神経系の機能を保つ
脳は脂質が体内で最も多く
皮質には約30%は脂質でできています
また神経ネットワークの構築にも
③体温を維持し、臓器を守る
食物から摂取した栄養素の一部は,肝臓で単純脂質である中性脂肪に合成され
体脂肪は、熱伝導が低く体温を保持する役割を果たすとともに
また弾力性があることから内臓を守る緩衝剤になります
④肌、髪の健康を保つ
クリーム状の皮脂膜となって外部の様々な刺激から肌や髪を守ります
血液の成分である赤血球、白血球も細胞であるため
また副腎皮質ホルモンや性腺ホルモンのような
脂質の一種であるコレステロールからできています
⑥細胞を認識する標識になる
細胞膜の一部にはリン脂質と
それぞれの臓器の細胞によって
各々の細胞の標識の役割をしています
また生理活性物質のレセプターとしても
⑦エネルギー源になる
脂質は糖質、たんぱく質に比べて
1gで9kcalのエネルギーを
脂質を考えた食生活
過剰な脂質が身体に及ぼす悪影響は
現在の欧米化した日本の食事は
脂質の種類に対する知識を持って