2020年2月19日
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睡眠治療の専門家の越野 博文です。
- 寝つきが悪い
- 朝起きられない
- 日中眠気がある
スタジオレゾナンスではこのようなお悩みをお持ちの方から
多くご相談を頂きます。
私たちは希少な国際基準カイロプラクティック治療院として
睡眠専門外来を設けています。
今回はこのようなつらい症状の原因と解決法についてお話ししたいと思います。
目次
58才の女性の症例です
寝ても疲れがとれない、日中も眠気で辛いという事で来院され
以前より自律神経の問題や、めまいなどで薬を飲まれているということでした。
病院では睡眠導入剤を処方されて、様子をみましょうと言われているそうです。
睡眠に関わる症状に共通する原因とは？
病的ではなく、これらの睡眠の問題を抱えてる人には殆どの人に共通点があります。
それは脳の機能的なエラーです。
脳は日々入ってくるありとあらゆる情報を処理しています。
そして、その情報に対して適切な反応をするということを繰り返しています。
しかし、この何らかのきっかけ(ストレス、物事の捉え方、トラウマなど)で
この処理にエラーが生じると、情報に対して起こる反応が適切でないものになってしまいます。
例えば、正常な情報処理であれば
夜になって布団に入る
↓
リラックス神経である副交感神経が優位になる
睡眠導入ホルモンであるメラトニンが分泌される
↓
深い睡眠になる
(心拍数が下がり、血液が内臓に集まり身体の修復が始まる
脳がリラックスして、老廃物の除去や記憶の整理を行う)
↓
疲れが取れて気持ち良く起きられる
という流れになるはずのものが
脳のエラーがあると
夜になって布団に入る
↓
考え事や早く寝ないとという焦りで覚醒神経である交感神経が優位になる
興奮性ホルモンであるノルアドレナリンやアドレナリンが分泌される
↓
浅い睡眠になる
(心拍数が下がらず、消化や身体の修復が十分にできない
脳が興奮し続けているので、ずっと夢を見ているいるような状態になったり
途中で目が覚めてしまったりする)
↓
疲れが取れず、目覚めが悪い
この場合は、本来であれば夜になって布団に入ったという
情報が脳に入れば、身体がOFFになるという反応が起きるはずのものが
脳のエラーによって布団に入ると色々なことを考えてしまい
OFFにならないという反応になっています。
睡眠専門カイロプラクティックではこのような脳の機能的なエラーを見つけて
治療をすることで睡眠に関する問題を治療しています。
状態を知るための検査
レントゲンなどで脳に異常がないという事を踏まえ
背骨や内臓の検査と感情の検査していきました。
首の背骨や骨盤の部分には副交感神経、それ以外の部分には交感神経を司る骨があります。
それらのバランスがとれていないと脳にとっても良いフィードバックが与えられなくなり不眠に繋がります。
また背骨は内臓とも関わりがあり、背骨側と内臓側で直接操作する事でよい相乗効果を生みます。
そして検査の中で一番大切なのが、感情の検査です。
普段、意識的、無意識的に特定の感情を持った時、身体はこわばっていきます。
それらを特定して調整していく事で
特定状況での身体の無意識なこわばりがなくなっていくようにしていきます。
施術
この女性は背骨の状態、内臓の機能的なエラーはありましたが
それ以上に仕事での感情面でのエラーが顕著でした。
その感情に気づいてもらい、認識してもらってリハビリをしてもらう事で
緊張状態がなくなり、眠れるようになり、日中のだるさもなくなりました。
睡眠には栄養の問題、特に腸の状態が深く関わるので
腸によい食事や腸に良くない行動を控えてもらうアドバイスもしました。
最初の二週間は週二回、次は一週間に一回の来院頻度で計八回の施術で一段落し
その後はメンテナンスで通って下さっています。
日々の感情の問題が整理できなくなると症状がぶり返す事が多い事を理解して下さっているので
よりサポートしていきたいと思います。
このように睡眠の問題には様々な事が関わってきます。
脳の器質的な異常では医師、歯科医師の領域ですが
機能的な場合はカイロプラクターの領域です。
睡眠に悩んでいる方はぜひ一度ご相談下さい。
国際基準カイロプラクティック&パワープレートジム スタジオレゾナンス
千代田線 代々木公園駅から徒歩4分
小田急線 代々木八幡駅から徒歩4分
新宿・渋谷駅から約15分
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