2020年12月3日
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寒い季節になり、冷え性をお持ちの方にはつらい時期になりました。
特にデスクワークで動くことが少ない方は、寒さから仕事のパフォーマンスにも影響が出ているかもしれません。
今回はそんな下半身の冷えを克服するセルフケアをご紹介します。
目次
そもそもなぜ冷えるの?
冷え性で悩んでいるC子さん
レゾナンス院長 中込
私たちの身体は外の温度が何度であっても
常に平熱である36度を保つ機能(恒常性維持機能:ホメオスタシス)
が備わっており絶えず熱を作り出しています。
熱は内臓が働いたり、筋肉を動かすことによって使われたエネルギーが熱に代わることで生まれます。
そしてその熱によって血液が暖められ、それがめぐることによって末端の組織まで熱が運ばれるのです。
ですから冷え症を改善するには
熱をつくる機能を高める
熱を運ぶ機能を高める
熱が逃げないようにする
という3つの取り組みが必要になります。
熱をつくる機能を高める方法はコチラ
座っているだけでこんなに血流は悪くなる!?
私たちの血流は座っていたり立っていたりすると
血液の約70%は下半身に集まっています。
そして肢から心臓へと血液を運ぶ静脈は
姿勢によって血液の流れのスピードが大きく異なります。
立位では1秒間に8~10cm血液が上がっていきます
座ると約5cmになります
その状態で30分経過すると約2.5cmになってしまいます。
すなわち75%も血流が低下してしまうということです。
姿勢で血液の流れが変わってしまう原因とは?
脚に血液を送る血管は体の前面の表面を通っており
座る姿勢になることで股関節部分で簡単に圧迫されてしまいます。
下半身の筋肉が使われないことによって、
ポンプ作用が発揮されないことでも血流が悪くなってしまいます。
デスクワークなどで座っていることが多くなった現代人は、
血流が滞りやすくなっていると言え
それが下半身の冷えやむくみの大きな原因となっています。
また血流が悪い状態は
免疫力にも大きな影響を及ぼします。
免疫に関わるリンパ球は
末梢の血管である毛細血管が開いていなければ
血管外に出れず、働けなくなってしまいます。
下半身の血流を高めるためにはふくらはぎのトレーニングの重要です。
下腿後面(ふくらはぎ)の温度は
体温より1.75度低いと言われており
軽い自転車漕ぎを30分1日2回行うと、
6週間で約0.5度上がるというデータがあるそうです。
ですから第二の心臓と言われるふくらはぎを鍛えていくことが
血流の改善に非常に有効です
効率よく筋肉を鍛えて冷え性を解消する方法
効率的に血流を改善させるのがパワープレートです。
パワープレートを使えば運動効率が一般的なジムトレーニングの4倍
筋肉の活動量が4.8倍になります
パワープレートのエクササイズで効率よくダイエットを成功させましょう!
ブログ執筆者
レゾナンスカイロプラクティック院長 中込 慶一