国際基準カイロプラクティック&Power Plate専門ジムのレゾナンスです。
自律神経は呼吸、体温調節、食欲、消化など
私たちが生きていく上で欠かせない機能を調節しています。
冷え性の原因の一つに
その中の体温調節がうまくできていないという状態が挙げられます。
今回のブログでは、ふだん意識することが難しい自律神経を
コントロールして、冷え性にアプローチする方法をご紹介します。
自律神経のしくみ
自律神経が支配する組織や器官には
基本的に交感神経と副交感神経が両方走っていて
促進(アクセル)と抑制(ブレーキ)という役割を持って
それらをコントロールしています。
(唾液腺はどちらの神経もアクセルの役割をしています)
しかし、その中で交感神経だけが分布している部分があります。
それは
①汗腺:汗を分泌する腺
②血管:血管の筋肉を調節して血流をコントロール
③立毛筋:毛穴を閉じて体温をコントロール
です。
これらの3つは冷え性と非常に深い関係があります。
汗腺は暑い時に体温を下げるために汗を分泌させるところですし
血管は血液が熱を運ぶための重要な通り道です。
立毛筋は寒い時に毛穴から熱が放出されるのを防ぎます。
ですから交感神経の機能(緊張、弛緩)をコントロールすることが
冷え性改善には有効になります。
神経のトーヌス
神経にはトーヌス(自発性活動)というものがあり
一般に安静にしている状態でも自発的に活動しています。
トーヌスは自律神経中枢の命令を受けて増えたり
減ったりして機能が調節されています。
ですから多くの血管は普通
交感神経である血管収縮神経のトーヌスで
軽く収縮した状態にあり、交感神経の活動が高まると血管はさらに収縮し
その部分の血流は減少します。
一方、交感神経の活動が低くなると
その部分の血管は拡張して血流は増加します。
そのため、ストレスや低温にさらされやすい環境
(冷える食事、筋力不足、冷えやすい服装)など
交感神経のトーヌスが高い状態が続く環境では
血管は拡張しないため 常に血行不良に陥り
冷えが悪化してしまいます。
自律神経セルフコントロール法
内臓の動きや血管の太さを自分でコントロールするのは
難しいですが、唯一自分でもコントロールできる自律神経の機能があります。
それは呼吸です。
呼吸は無意識でもされますし、意識的に行うこともできます。
ですから、呼吸のコントロールをすることで
間接的に自律神経の働きに影響を与えることができます。
自律神経バランスを整える呼吸法
呼吸では、吸うときに交感神経が優位になり
吐くときに副交感神経が優位になります。
普段血管が収縮して末端冷え性になっている場合は
呼吸が浅く、交感神経が緊張してしまってることが多いので
交感神経の緊張を抑えるために
吐く時間を長くすることが有効です。
そこでオススメなのが有名な内科医のアンドリュー・ワイル氏が提唱している
4-7-8呼吸です。
方法は
4秒間かけて吸う
7秒間止める
8秒かけて吐く
というものです。
実際にやってみると、7秒止めたり、8秒かけて吐くのが
とても長く感じる方も多いと思います。
その場合、それだけ普段の呼吸が浅くなっていると言えます。
このセルケア方はいつでもできるので
時間を見つけてやっていくことをオススメします。
カイロプラクティックで自律神経を整える
カイロプラクティックという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
カイロプラクティックは、背骨を調整することで
その中を通る自律神経の働きを整えていく治療法です。
冷え性の他に、便秘や慢性疲労など
自律神経失調症の症状がある方はカイロプラクティックをお勧めします。
スタジオレゾナンスでは、普段見ることの出来ない自律神経の状態を
多くの研究機関で使用されているTAS-9という機器を使って測定することができます。
その方の状態に合わせて、治療計画を立てていきますので
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。
カイロプラクティックと自律神経についてはコチラ
パワープレートで冷えを改善
冷え性の状態では、交感神経が緊張したり、弛緩したりといった
メリハリがなく、常に緊張していたり
働かなければいけないときに働かないといった状態になっています。
(寒いところで立毛筋が収縮しないといけないときにうまく働かずに
熱がどんどん逃げてしまい、強い冷えを感じることなど)
冷えの改善には交感神経の緊張を緩めることと
体で作られる熱の量を増やす必要があります 。
交感神経の緊張をとるには、
パワープレートを使ったマッサージが有効です。
振動刺激によって、交感神経がリラックスして血管の筋肉が弛緩し
全身の血流が改善します。
そして産熱に有効なのがパワープレートを使ったトレーニングです。
体で作られる熱の実に40%が筋肉から作られており
パワープレートは振動が筋肉を動かしてくれるため
鍛えることが難しい深層の筋肉まで刺激することができ
簡単に鍛えることができます!
深層の筋肉量が増えれば深部体温である直腸の温度が高まり
体全体の温度も上昇し、冷えにくい体をつくることができます!
特に女性は男性に比べ、筋肉量が少なく冷えやすいので
積極的にトレーニングしていく必要があります。
冷え性でお困りの方は一度ご相談ください!
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