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坐骨神経痛のような症状の原因、実はトリガーポイント? 筋膜や筋肉が引き起こすしびれや痛みのメカニズムを国際基準カイロプラクターが解説

2022年11月15日

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国際基準カイロプラクティック&Power Plate専門ジムレゾナンスです。

 

今回は病院に行ってもなかなか改善しないような

坐骨神経痛、腰痛、腕のしびれの原因になっていることが多いトリガーポイントについて

メカニズムと治療法をご紹介したいと思います。

 

 

 

  • 臀部から脚にかけて痛みやしびれがある
  • パソコンをしていると腕がしびれる
  • 座っていると腰が痛くなる
  • 坐骨神経痛と診断された
  • 胸郭出口症候群と診断された
  • ヘルニアと診断された
  • 筋緊張性頭痛で仕事に集中できない

 

このような症状で病院で治療受けても変化が無い場合は

病院の適応外の原因で問題が起きているかもしれません。

 

筋・筋膜トリガーポイントとは?

 

トリガーとは引き金という意味で

トリガーポイントとは問題になっている筋膜や筋肉がトリガーとなって

「そこから痛みやしびれが引き起こされるポイント」

のことを言います。

特徴は患部だけではなく、その痛みやしびれが周辺まで放散するということです。

ですから脚や腕全体に症状が出ることがあり、ヘルニアや胸郭出口症候群という

診断になってしまうのです。

 

 

トリガーポイントができる原因

トリガーポイントができる原因にはいくつかの説がありますが

次のようなことによる筋肉の微小な損傷が大きな原因となっています。

 

1.繰り返し動作

繰り返し無理な動作を行うことで、特定の筋線維に負荷がかかり損傷する

 

2.急激な動き

スポーツでの外傷、突然の転倒、自動車事故などで急激な力が加わることで損傷する

 

3.ストレスのかかる姿勢

姿勢や骨格の過度な非対称性や長時間の不自然な姿勢は微小な損傷の原因になる

 

 

 

このような損傷があると、筋肉内で筋肉の収縮に必要なカルシウムイオンを蓄えている

筋小胞体と呼ばれる小器官が壊されて、過剰なカルシウムイオンが放出されます。

その結果、本来は脳からの命令があって収縮するはずの筋肉が

自発的(意思とは関係なく勝手に)、継続的に収縮する状態になってしまいます

しかし、通常であればそれは一時的なもので体に備わっている力で修復されます。

 

もし、血流が悪い状態になっていたり、微小な損傷に繋がる動作や姿勢が長期化してくると

筋肉の緊張が収まらずに循環障害から酸素不足(栄養不足)に陥ります。

その結果、筋肉にトリガーポイントが形成されてしまうのです。

 

 

 

組織は酸素不足になると、緊急事態を示すために痛みを発生させる物質を放出します。

それにより、患部を触れる痛いという過敏な状態になるだけでなく

そこから離れたところにも関連痛として症状が出ることがあります。

この関連痛の出方は、問題になっている筋肉によってパターンが決まっています

 

トリガーポイントへの治療法

トリガーポイントの治療では、まず検査によって

問題になっている筋肉を特定する必要があります。

 

筋肉が特定出来たら、問題を起こしている筋線維の硬結(コリのかたまり)を

正確に触診して、持続的な圧迫を加えて緩めていきます

また痛みによる過剰な収縮が特に強い場合には

ストレッチや神経の反射を利用した方法で、過剰な信号をオフにしていきます。

 

坐骨神経痛と診断された50代男性の症例

5年前に腰椎椎間板ヘルニアとされて、最近は収まっていたものの

数日前から、座っていると両脚の外側からくるぶしにかけてと鼡径部に

ズキズキとした痛みが出るようになったということでした。

ヘルニアで脚にしびれが出ていた時は右脚のみだったそうですが

今回は似たような症状が両方に出てくるということでした。

 

 

いくつか検査をしてみると、ヘルニアからくるしびれではないことが分かり

筋肉を注意深く触診していくと、臀部の筋肉の硬結に触れた際に

強い痛みがあるということでした

この方の場合、股関節や背骨の動きが悪いことで

座っている時に本来使うべきではない筋肉に負荷がかかり続けた結果

トリガーポイントがつくられてしまったと考えられます。

 

 

2週間で3回の来院をお願いして、治療をしたところ症状は無くなりました。

現在は、再発を予防するために股関節の柔軟性と筋肉の動かし方を身につけるための

エクササイズを行っています。

 

 

辛い症状がトリガーポイントが原因かもしれないと思われた方へ

トリガーポイントは坐骨神経痛様の症状だけでなく

 

  • 頭痛
  • 腕のしびれ
  • 腰痛
  • 肩の重だるさ

 

など様々な問題の原因になり得ます。

お困りの方はぜひ一度、国際基準カイロプラクティックにご相談下さい。

 

国際基準カイロプラクティックについてはコチラ

 

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    ブログ執筆者

    レゾナンスカイロプラクティック院長 中込 慶一

    国際基準カイロプラクティック&パーソナルトレーニング レゾナンス 

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