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外反母趾で階段を降りる時、つま先立ちをした時に痛むケース −カイロプラクティック治療で原因にアプローチ−

2023年4月1日

カテゴリ

 

10代女性の症例です

幼少期からバレエをされている方です。

ある時から踊りでつま先立ちをした時や階段を降りる際に左の足の親指に痛みを感じるようになり

お母様が色々な治療院を探して連れて行かれたそうですが

改善が見られず困っていたところ、当院を見つけ来院されました。

 

 

お身体の状態

バレエをされていることもあり、普段から足先が外に向いていることが多く

特に左の膝(ひざ)の関節のねじれが強くなっていました。

この状態で歩くと、足の親指には外に曲がる力がかかってしまい、外反母趾が悪化してしまいます

 

 

バランスの検査として片足立ちをしてもらうと、外反母趾の痛みを避けるために

足の外側に体重をかけて立っているのが分かりました。

このように外側に体重をかけたままで運動をしていると

その状態をかばうようにして、股関節や腰、首、肩にも負担がかかり

新たな問題をつくる原因になってしまいます。

 

治療

この方の場合、実際に痛みが出ている足の治療はもちろんのこと

外反母趾を助長していしまっている膝(ひざ)のねじれを修正していくことが大切です

そのために普段使いすぎてしまっている太ももの裏の筋肉の緊張を取り

関節の調整をして負担のかからない立ち方ができるようにする必要があります。

 

患部である足は、筋肉が非常に複雑に走っており

運動や歩き方のクセで筋膜同士が固まって癒着を起こしていたので

その部分を丁寧に動きを出していきました。

 

 

普段レッスンが忙しく、あまり来院することができないということでしたので

翌日の練習に響かないよう、刺激量を調節しながら施術をしました。

 

1回の施術でつま先立ちをした時の痛みは無くなりました

片足立ちをチェックしてみると、若干の外方向への荷重が残っていたので

感覚を訓練するセルフケアをお伝えしました。

状態をチェックするために都合がつくときにもう一度来院をお願いし

2回目に来られた時にもレッスンで痛みが出なかったそうで

本人もお母様もとても喜んでくださいました。

2回目の施術の時には全身のバランスをチェックして

重心を肩で支えてしまっている姿勢がみられたので

その部分を中心により力みなく踊れるようにコンディショニングをしていきました。

 

 

今回のように1回で痛みが完全に取れるケースは稀ですが

患部とそこに負担をかけている要因をきちんと見つけて治療をしていけば

より早く痛みを無い生活が送れるようになります

 

 

 

  • 辛い外反母趾の痛みでお困りの方
  • 病院・整体・マッサージで改善がみられなかった方
  • 全身のバランスから調整したい方

国際基準カイロプラクティックのレゾナンスにご相談ください。

 

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    ブログ執筆者

     

    レゾナンスカイロプラクティック院長 中込 慶一