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慢性腰痛と繰り返すぎっくり腰の原因を再発させないためのカイロプラクティック治療

2023年2月15日

カテゴリ

30代男性の症例です

 

慢性的な腰痛が改善した友人に当院を紹介され来院されました。

症状

1. 慢性的な腰痛
2. 繰り返すぎっくり腰

 

特に、リモートワークになりデスク環境が変わった事で腰痛が悪化してしまったそうです。

 

今回をきっかけに、しっかりと姿勢改善をして腰の負担を減らしたいとの強い思いがあり

今ある症状をとるだけではなく、体が疲れにくい状態になるようなサポートをさせていただくこととなりました。

 

 

続きを読む前に知って頂きたいこと

【筋膜リリース】について

1. 筋膜は、筋肉の10倍の痛みセンサーがあり、体の緊張やゆがみを敏感に感じとります。

ですから身体を動かした時の痛みを無くしていくには筋膜への施術が欠かせません。

 

2. 筋膜には、使いやすい方向(癖:くせ)があります。

筋膜は全身を繋げる膜なので、点や、線というよりは、面で悪くなります。

関節が点、筋肉が線とイメージして頂くと理解しやすいです。

 

3. 筋膜のゆがみは、関節や筋肉を巻き込むため筋力や関節の正しい評価がしづらくなります。

 

4. 使いすぎが基本的には問題です。

持続的に軽い負荷を加えたり、強い負荷を瞬間的に加えることで筋肉・筋膜が緊張した状態になり、血管が圧迫されて酸素不足になり

トリガーポイント(コリのかたまり)が発生します。

 

5. 慢性症状はこれを繰り返します【緊張→酸欠→トリガーポイント発生→緊張の範囲が拡大→酸欠→トリガーポイント発生→悪化】を繰り返します。

 

 

 

※1筋肉・筋膜が縮まる原因(運動神経のエラー)

筋肉には、過剰に伸びたり縮んだりしないようブレーキをかけるセンサーが備わっています。

筋繊維の中の筋紡錘(きんぼうすい)は、伸びすぎを防ぐために筋肉が引き伸ばされると縮めと指令を出します。

一方、腱の中の腱紡錘(けんぼうすい)は、筋肉が縮みすぎると弛緩させる指令を出します。

通常はこの【筋紡錘と腱紡錘】が働き、バランスをとっていますが、腱紡錘の働きが悪くなると、筋肉が縮み続けてしまい足や腰をつってしまいます。

つまり、腱紡錘の働きを正常にする治療をすることで、筋肉と腱が綱引きをしなくなり、筋肉がリラックスできる様になります。

肩甲骨周辺や、太もものツッパリ感や強張りが押したり揉んでも取れないのはこの腱紡錘が原因かもしれません。

最近では、筋膜リリースグッズがありますが効果のない方は、当院で腱紡錘の治療を始めてみてはいかがでしょうか?

 

※2トリガーポイントについて

トリガーポイントとは筋肉・筋膜が縮み続けることで、繊維内にできる一番緊張が強いシコリのことです。

過剰な緊張が起こることで血流&酸素不足を引き起こし周辺の組織も同様の影響を受けます。連鎖反応の様にシコリが増えて痛む範囲が拡大していくのが特徴です。

【2つを組み合わせることで】

※1の問題を取った後にトリガーポイントの治療をする事で、コリコリとした押した時のシコリの痛みを半分以下に軽減することができます。

そのため、トリガーポイントの治療の前に※1の治療を行います。

・この無限ループを断つために、当院では筋膜リリースと、カイロプラクティック治療を組み合わせて行います。

・筋膜リリースだけでは、長年に渡って使い込まれた折り目を元に戻すのに時間がかかってしまうため、カイロプラクティックのテクニックを合わせて行い、治療期間を短縮します。

・3ヶ月以上治っていない方など、治療がうまくいっていない方にこそ、体験して頂きたい治療技術です。

・筋膜リリースの治療を受けることで、治療中に緊張しやすい方、痛みに弱い方も、筋膜をゆるめる事でリラックスして治療を受けられます。

 

原因と治療方法

原因1:腰痛の原因は、お腹にある!?

腰痛の原因の多くが、実はお腹にあるのをご存知でしたか?

お腹の筋肉は、腹圧と言ってお腹に一定の圧力をかけています。

良い姿勢では、腹部の圧力が一定に保たれていますが、姿勢が悪くなるとそれが崩れてしまいます

 

 

図の様に、猫背になって腹筋が縮み続ける事で、トリガーポイントが発生し、腹筋全体が常に硬くなります。

すると、筋膜の繋がりで腹筋から首まで繋がっているので、首が前に引っ張られてストレートネックや猫背のような状態になります。

また、あらゆる動作でお腹には力が入るため、お腹の硬さを取り除くことは腰痛を防ぐために最も重要な場所になります。

 

この方のケースでは、猫背&丸腰&巻き肩が合わさることで複雑な症状になっていました。

全身が凝り固まってしまい、うまく動けない状態が常に続いている状態でしたので

少しの負荷がぎっくり腰になる要因になっていました。

日常的には、重いものを持ったり、顔を洗う動作の時に不安を覚えていたそうです。

この不安感というのが一番腰では怖いのです。

慢性的な腰痛を持つ方の多くは、毎日腰のことを考えるのがストレスだと感じていると思います。

 

 

治療

 

1.腹圧を整えてお腹に力が入る様にする

今回は、座りすぎによる症状なので、お尻、お腹、腰、太もも、背中、肩、首の筋肉が緊張していました。

筋膜の引っ張り合いをなくすために、お腹を中心に少しずつ緊張を取り除いていきます。

腹圧がコントロールできているかはご自身でも簡単にチェックできます。

 

 

チェックポイント1

体育座りした状態から腕を胸の前で組むか、首の後ろで組んで仰向けに寝ます。

そこから腹筋だけで再び体育座りに戻せない方は、腹圧のコントロールができていない可能性が高いです。また、筋力不足の可能性もあります。

 

チェックポイント2

腹部やお尻の力が入っていないと片足立ちを1分続けることは難しいです。

両手を広げず、お尻とお腹の力で真っ直ぐ立てている感覚があればOKです。

ですが、立てていても力の入り方にムラのある方が多く、自然に片足立ちをした時に、このブログの最後の様な立ち方をしていたらお尻の力が抜けているか、腰に力が入りすぎている可能性があるので要注意です。

 

チェックポイント3

深呼吸をした際に、腹式呼吸で息を入れて途中で吸いきれなかったり、腰や背中に痛みが出る様でしたらお腹の緊張が

強くなって腹圧が高まっている可能性があります。

このまま無理をすると腰を痛める可能性が高いのですぐに治療を受けることをおすすめします。

※ぎっくり腰の様に症状がひどい場合は、深呼吸以外のチェックをすると悪化する恐れがあるので、行わないでください。

 

治療方法2.ゆるんだ筋膜や筋肉に刺激を入れて新しい使い方の練習

筋膜リリースをしたことで筋肉や関節が動きだすので、そのタイミングで体の感覚をリセットして正しい使い方を覚えなおします。

筋肉・筋膜には動かしやすいタイミングや角度などのクセがあります。

ですが、筋肉・筋膜が縮み続けたことで、それらの伸縮をコントロールするセンサーがエラーを起こしているので

治療後は軽くはなりますが、実は筋肉・筋膜はまだ縮みやすいギリギリの状態になっている可能性があります。

この状態を放置すると、日々の生活の中で筋肉・筋膜が疲労を蓄積して再度緊張が始まり症状が再発する可能性が高くなります。

 

 

腰痛を経験した方なら、この様な経験はありませんか?

・物を拾えない
・靴下を履けない
・体が洗えない
・立つ座るが辛い
・歩くと腰に響く
・座っていても安定しない
・寝ていても腰が痛い

 

お客様の要望によって治療方針は異なりますが、最初は、日常生活を取り戻すための治療をします。

2〜3回の治療である程度回復し、お客様のご要望があれば再発防止、より全身を整えるための細かな治療を行なっていきます。

慢性的な腰痛は何かがきっかけという事はなく、私生活で腰痛を引き起こした悪いクセがある事で、腰痛を引き起こしているので、それを治さない限りは本当の意味で治ったとは言い難いと思っています。

整体や、マッサージに通っても腰痛が完治しないという方は、※1の問題が解決していないことが考えられます。

実際に、治療して良くなっても悪い癖が治っていないために症状が再発するのです。

カイロプラクティックなら、※1の問題を解決するための神経に対しての治療を行えるので効果が抜群です。

 

実際の患者様の声

2年前くらいからお世話になってます。

カイロプラクティックというものは馴染みがなかったのですが、悩みだった腰痛も通ってからは発症しておらず大満足です。

また、担当してくれる杉山くんは、若くて人懐っこいのに知識量が、凄くて驚かされます。

どちらかというと治療目的になってますが、頻度を上げてパワープレートでのトレーニングも強化していきたいです。

あと、すごく清潔です!

 

 

まとめ

今回のケースは、座りすぎにより、お腹や腰の筋肉が固定されて持続的な緊張(使いすぎ)が原因でした。

これは、首や肩でも同じです。デスクワークや家事は同じ姿勢で常に行うので使用頻度の高い筋肉ほど疲労してしまいます。

使いすぎている筋肉(今回は、腹部・腰・お尻・肩・背中)の筋肉の神経がエラーを起こすことで、全身で筋膜の綱引きが起こり、とても簡単にいうと、太もも・お尻の筋膜が下に引っ張り、肩首背中の筋膜が上に引っ張ることで、真ん中にある腰の筋肉が一番違和感を強く感じてしまったのです。

また、腰を丸くしていたのはお腹の前側の筋肉や筋膜だったのです。

慢性的な緊張が1度起こると、トリガーポイントができ動きが悪くなるだけでなく、その範囲が徐々に広がり症状が悪化して腰痛だけではない症状も引き起こします。

腰痛を持つ方の多くが肩や背中、太ももや膝に問題を合わせて抱えるのは筋膜のつながりがそれだけ広い範囲に影響を及ぼすことを指しています

 

仕事に限らず、家のソファーでテレビを見たり携帯を見たりする時も同じ原理で、その姿勢が長くなればなるほど症状は悪化するのです。

座り続ける行為は特に腰痛にとって大敵ですので、1時間に1回は股関節の前側を伸ばしたり、することで少しは対処できますが

神経的なエラーはそれでは治りませんので、腰痛や、股関節の詰まりなど感じている方は是非、当院にお越しください。

諦めていた症状も改善できるかもしれません。

 

 

  • 辛い慢性腰痛・ぎっくり腰でお困りの方
  • 病院・整体・マッサージで改善がみられなかった方
  • 全身のバランスから調整したい方

国際基準カイロプラクティックのレゾナンスにご相談ください。

 

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    ブログ執筆者

    レゾナンスカイロプラクティック副院長 杉山 慶彦

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