2016年8月6日
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甘いものとカラダの酸性化
私たちの身体は、皮膚表面が弱酸性
体内は弱アルカリ性に保たれています。
皮膚が弱酸性なのは、洗顔料などの宣伝でよく耳にしますが
体内は弱アルカリ性だということは意外と知られていません。
実はこの中と外のバランスが私たちの健康を保つ上で
非常に重要になります。
甘いものを食べ過ぎたり、疲労が蓄積すると
身体は酸性に傾いてしまいます。
この状態をアシドーシスと言い、ひどくなると
眠気、吐き気や脱力感などの症状が出てきます。
この状態では危ないので
体は、再び弱アルカリに戻すための
反応を起こします。
働きを持っているのがカルシウムです。
そのため、カルシウムを調達するために
骨からカルシウムを溶かし出すことで
血中pHを調整しているのです。
ですから、このような体が酸性に傾く生活を送っていると
知らず知らずのうちに骨が弱くなってしまっている
可能性があります。
そうなると、サプリメントなどでカルシウムを補えばいいのでは?
という考えが出てきますが、実はそれはそれで問題があります。
正常では、血管の中に余ったカルシウムは再び骨に吸収されますが
持続的に酸性化するような状態や
カルシウムが過剰な状態が続いていると
再吸収される時間が無くなり
血管壁に沈着して、硬い血管、いわゆる動脈硬化になります。
この現象は、本来定着すべきではない部分に
カルシウムが存在していることから
異所性の石灰化と呼ばれています。
私たちの体は、急激な変化を好まないため
体内を一定に保とうとする恒常性維持機構(ホメオスタシス)を持ち
血中にカルシウムが大量にある場合は
それを排出しようと腎臓に送ります。
しかし一方では、カルシウムを排出したことによって
再び体が酸性に傾くことから
骨からカルシウムの融解が起こり、今度は骨量が低下してしまいます。
さらに過剰なカルシウムは結石症の原因となり
腎臓結石や尿管結石に繋がります。
動脈硬化の状態を調べる血管年齢検査については
現代の20代女性の骨量は平均の3分の1!?
現代人の20代女性の骨量は、約3分の1が平均以下しか無く
その原因の多くは甘い物の食べすぎによる体の酸化があります。
副腎疲労について詳しく知りたい方は
骨粗鬆症を予防するために
骨密度の減少は特に閉経後の女性に多いのですが
その理由は女性ホルモンに骨の代謝をコントロールする働きがあるためです。
閉経によって骨破壊のサイクルが早まってしまい
骨密度が急激に低下する傾向があります。
現在の基準では70歳になると、ほぼ100%骨粗鬆症と
診断される骨密度になってしまいます。
しかし、これは骨粗鬆症に対する対策をしなかった場合で
これを予防する方法があります。
それが運動です。
骨の役割はいくつかありますが
その中で特に重要なものが、身体を支えるということです。
そのため、骨は重力がかかっていると
それに抵抗しようとして、骨の形成がアップします。
1.パワープレートで骨粗鬆症を防ぐ
骨に重力がかかると、骨へのカルシウムの吸収が促進され
3次元ハーモニック振動について詳しく知りたい方は
パワープレートが骨密度に与える影響を調べた論文は
2.抗酸化物質の摂取
骨粗鬆症を防ぐために
甘いものを食べることを極力控えるべきですが
どうしても食べてしまうこともあると思います。