2018年12月12日
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79歳女性の症例です
当院に通われているご親戚からのご紹介で
いらしたお客様です。
来院時、腰痛と右肩の痛みを訴えていました。
腰痛は8年前から始まり
主な症状が身体を前に曲げると
腰に痛みが出て、ひどい時には右足の
脛の辺りが痺れるということでした。
病院で椎間板ヘルニアという診断を受け
理学療法的な治療を受けていたそうですが
改善が見られず、その後も
ハリやマッサージなど様々なところに
通われたそうですが変化が無く
困っていたそうです。
右肩は、1年ほど前から特に原因無く
痛みが始まり、徐々に痛みが増して
今では、肩を上に挙げることや
服を着るといった動作がままならない状態
ということでした。
検査
腰痛
前屈をした時に腰が痛む
脚が痺れるといった症状は
典型的なヘルニアの症状ですが
痛みやしびれの場所などを
細かく検査していったところ
ヘルニアが原因ではない痛みの
可能性が高いと判断しました。
最終的に脚の問題が腰痛を起こしていることが
分かりました。
肩の痛み
腕を挙げてもらうと、正常であれば180度の
可動域がありますが、この方の場合
130度程度に減ってしまっていました。
関節の細かな動きも減少しており
一般的に五十肩と呼ばれる状態です。
治療
腰痛
下半身の筋膜の滑走性を上げる治療を
行ったところ、週に2回の施術で
痛みは無くなりました。
MRIなどの画像診断で
ヘルニアを診断をされても
それが必ずしも痛みに直結しているとは
限りません。
画像診断では分からない筋肉の緊張や
身体の使い方については
カイロプラクティックの個別の検査や
治療を行っていくことが重要です。
五十肩
通常、五十肩の場合は
肩甲骨と上腕骨の関節の中で癒着が起こり
可動域が制限されるケースが多いですが
この方の場合、その部分も悪くなっていましたが
メインで痛みを出していたのは
肩甲骨と肋骨の関節に関わる筋肉でした。
肩の動きは
前後に動かす動き
↓
横に挙げる動き
↓
ひねる動き
の順番で良くなっていきますので
それぞれの動きに合わせた
治療を行っていく必要があります。
前後は3回の治療で可動域がほぼ正常になり
5回目には横に挙げていく動きが改善しました。
現在は、ひねる動きの改善に取り組んでいます。
今回の症例は、高齢になり痛みの改善を
諦めかけていた方でしたが、検査を行って
カイロプラクティックの適応内であれば
しっかりと結果が出ますので
同じような症状でお困りの方は
歳のせいと諦めずにぜひ一度ご相談ください。
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