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アナログスキルの重要性

2018年3月30日

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皆様はオンライン診療という言葉をご存知でしょうか?

ドクターと患者さんが同じ場所で対面せずに

ウェブカメラなどを使って診察をするというものです。

一言でいうと

情報通信機器を用いた診療(いわゆる遠隔診療)

ということになります。

先日、厚労省がオンライン診療のガイドライン案を示しました。

このシステムが普及していくことで

医師の診察がより身近なものになり

病気の早期発見につながり

医療費の削減になると期待されています。

私も、忙しくてなかなか病院に行けない方や

病院が少ない地域の方も診察を気軽に受けられるという点で

良いシステムだと思います。

直接触れること

しかしメリットもあればデメリットもあります。

ドクターが直接患者さんに触れるという機会が減るため

言葉や画面上では伝わりきらない問題を

見逃してしまうなどの弊害も出てくるのではないかと

思っています。

また今後は、A.I(人工知能)の発展によって

人が人を診るという機会が一層減っていくことも

懸念されています。

私の行っているカイロプラクティックなどの

徒手療法と呼ばれるものは

お客様に触れることが基本です。

(中には触れない治療もありますが)

やはり直接触れなければわからないことはたくさんあります。

検査機器がいくら発達しても

人の手の感覚には敵わないこともあります。

それは機器はデジタルだからです。

デジタルとは連続した情報の中から必要なものを

飛び飛びで拾っていくシステムです。

必要なものを選択して情報を得ることができる点で

とても優れていますが

検査結果を画像や数値で見たとしても

人の身体の情報量としては少ないものになってしまいます。

 

例えばその人の心の状態などを同時に診ることはできません。

人の手使うことはアナログスキルです。

アナログとは連続したものをそのまま拾います。

人がみるものなので

すべてを捉えることは不可能です。

ですから客観性や再現性には欠けますが

今までの経験を含めたあらゆる情報を踏まえて

患者さんを評価します。

私はそれがこの仕事をしていて

とてもやりがいを感じる部分です。

同じ方でもその日によって

状態は常に変わっています。

それは私も同じです。

ですから検査にどれだけ正確性があるかと言われると

もちろん常に精度を高く保つように訓練をしていますが

やはりある程度のばらつきは出てしまいます。

しかしそれだからこそ見えることも

たくさんあります。

ですから私のところには

病院では異常が無いと言われたけど

調子が悪い

と言う方が多くいらっしゃいます。

これからはオンライン診療のような手軽な診察方法と

実際に触れる私たちのような療法を両立していくこが

重要だと思います。

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