2020年5月12日
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国際基準カイロプラクティック&Power Plate専門ジムのスタジオレゾナンスです。
最近、マスクを付けることが多くなりましたが
実は長時間のマスクの着用が頭痛を引き起こすことがあることをご存知ですか?
今までそこまで気にならなかったのに、ここ最近頭痛になる頻度が多くなったという場合は
もしかしたらマスクが原因の頭痛かもしれません。
今回はそのメカニズムと解決法をご紹介していきます。
頭の骨と頭痛の関係
マスクと頭痛の関係を理解するためには
まず頭の骨の構造を知っておく必要があります。
頭蓋骨は8種類の骨がパズルのように組み合わさっています。
赤ちゃんの頭を触ると柔らかいところがあるのは
この骨の成長が成長段階のため、まだ骨と骨の間に隙間があるからです。
歳を取るにつれてこの隙間が埋まりますが
完全にくっついているわけではなく、わずかに動くようになっています。
頭蓋骨の役割は脳を守ることですが、そのためにもう一つ重要なのが
脳の中を循環している脳脊髄液という液体です。
脳脊髄液は脳の中でつくられて脳を衝撃から守ると共に
脳に栄養を与え、働くことによって出る老廃物を回収しています。
最終的には静脈に吸収されていきます。
この脳脊髄液が正しく循環するために、パズルのようになっている頭蓋骨が広がったり縮んだりしています。
ですから、この頭蓋骨の動きが制限されてしまうと、中の液体の循環がうまくいかずに
頭の中の圧力が異常になってしまい、頭痛が起こってしまうことがあります。
ですからマスクだけでなくヘルメットやきつめの帽子などでも
同じことが起こります。
マスクで頭痛になるメカニズム
マスクのゴムは耳にかかっているので、常に耳には前方向に引っ張られる力がかかっています。
これが頭蓋骨の中で側面にある側頭骨という骨に負担をかけて頭痛の原因になります。
痛みの部分としてはこめかみ・頭頂部・後頭部に出てくることが多いです。
図の青い部分の骨になります↓
頭蓋骨は小さい力が持続的にかかることで動いていくという特徴があるので
マスクのゴムのような小さな力がかかることで影響が出てしまいます。
マスク頭痛のセルフケア
マスク頭痛に問題になる側頭骨のゆがみに対して行う
セルフケア法をご紹介します。
側頭骨と言う骨は、頭蓋骨全体を下から見てみると
斜め前方向に向かってはまっているのが分かります。
マスクのゴムの張力で前方向に耳が引かれると
この骨のはまり込みが過剰になってしまい、頭痛に繋がるので
これを逆に引き離すようにして開放していきます。
実際の方法
両耳の耳たぶを持って、後ろ+外+やや上方に向かって軽く引っ張ります。
図の矢印の方向になります。(図では片側だけですが、両方同時に行ってください)
強さの目安は耳たぶをゆっくり引っ張っていった時に抵抗感が出てきたらそこで止めるくらいの力です。
そのまま深呼吸を意識しながら1~2分程度待っていると少しずつ抵抗感がなくなっていきますので
それを感じられたら終了です。
1日の終わりにはぜひこのセルフケアを行って頂ければと思います。
辛い頭痛でお困りの方へ
頭痛の原因は様々です。
もしセルフケアで改善が見られないようでしたら
専門家に頼ってみてください。
豊富な知識と技術でお応え致します。
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