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カイロプラクティックについて

2021年2月28日

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カイロプラクティックの目的

皮膚を切ってしまった時に薬をつけなくても治るのは

なぜでしょうか?

死んでしまった身体の皮膚を切っても

元通りになることはありません。

生きている間は、健全な身体を保つために

何か特別な力が働いているのではないでしょうか?

カイロプラクティックの哲学に

The power that made the body heals the body

という言葉があります。

日本語にすると

あなたの身体をつくったその力があなたの身体を治す

という意味です。

 

 

大切なのはその力が100%働いているのかということです。

力が働いていれば、身体はどんな薬でもつくることができます。

カイロプラクティックではこの力を

イネイトインテリジェンス(一般的に言われている自然治癒力に近い意味)と呼んでおり

これは脳から体中に分布している

神経によって全身に伝わると考えています。

 

 

サブラクセーションについて

イネイトインテリジェンスを伝える神経の流れを

妨げてしまうものをカイロプラクティックでは

サブラクセーションと呼んでいます。

神経は背骨の中を通っており

背骨にサブラクセーションが生じることで

神経の流れが悪くなり、様々な症状を引き起こします

カイロプラクティックはアジャストメントという

方法を使ってサブラクセーションを引き起こしている

背骨を正しい方向に矯正していくことによって

神経の流れを正常にすることを目指します。

 

 

常にイネイトインテリジェンスが100%働いていれば

その人の健康な状態をより維持しやすくなるので

病気にかからないような身体をつくること

カイロプラクティックの最大の目標です。

これは整体やマッサージには無い

カイロプラクティック独自の考え方です。

カイロプラクティック スタジオレゾナンス

 

 

脳とカラダのコミュニケーションのズレ

私たちは目をつぶっていても指がどれくらい曲がっているかが分かります。

これはどういうことかと言うと筋肉や関節、内臓などにはセンサーが付いており、常にその情報を脳に伝えているのです

脳はその情報に基づいて様々な指令を出しています。

 

 

 

しかしサブラクセーションがあると、神経の流れが悪いために脳へのインプットが乱れてしまい、身体の脳の間にズレが生じることで

 

痛みの増加
自律神経の乱れ
運動パフォーマンスの低下

 

といった様々な身体の不調に繋がります

サブラクセーションは放っておいても勝手に良くなっていくことはありません

脳には可塑性(脳へのインプットの変化で脳や神経の働き・構造に変化が起こる)という特徴があり、アジャストメントをすることによって、脳に正しい情報を送れる状態がつくられます

 

 

 

 

サブラクセーション退化

サブラクセーションを語る上で重要なのが椎間板です。

椎間板はは水分を多く含んだ軟骨ですが

姿勢の悪い状態が続いていると

椎間板から水分が偏ってゆがみが生じます。

その浮腫が神経の流れを妨げてしまうこともあります。

 

椎間板について詳しく知りたい方は

⇒コチラ

カイロプラクティック 椎間板

 

サブラクセーションができていた期間が長いほど

調整にかかる期間は長くなります

サブラクセーションがある状態が長く続くと

それに伴って椎間板の変成が進んでいきます。

これをサブラクセーション退化と呼んでおり

4つのフェイズに分かれています。

 

ヘルニア カイロプラクティック

カイロプラクティックのアジャストメントを行うことによって

背骨が正しい位置に調整され、椎間板の水分の偏りを

正常にしていきます。

しかし偏った負荷がかかり続けると

最終的には骨が変形して癒合してしまいます(画像のPhase4の状態)。

この状態になると、可動性は全く無くなってしまっているため

カイロプラクティックの適応ではなくなりますが

それ以前であれば、改善する可能性があります。

 

 

カイロプラクティックと自律神経

 

自律神経は呼吸や体温、消化、ホルモン分泌

免疫など多くのことを司っている非常に重要な神経ですが

これらは意識に上がることが無いため

どの程度働いているかはなかなか知ることができません。

自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分けられます。

それぞれがアクセルとブレーキの役割を果たしながら

身体の様々な働きをコントロールしています。

 

 

交感神経は身体(骨格筋)を動かしやすい状態にします。

分かりやすく言うと活動モードにする神経です。

副交感神経は休息モードで体の修復、消化、吸収なども行う神経です。

カイロプラクティックは神経の働きを正常にする治療なので

このような自律神経の問題に非常に有効です

スタジオレゾナンスでは、自律神経のバランスを調べるための検査を行っています。

自律神経のバランス検査について詳しく知りたい方は

⇒コチラ

 

自律神経と身体の各組織との関係

サブラクセーションのできる場所によって

影響の出る組織とそれに伴って起こる症状を

まとめた表になります。

カイロプラクティック 自律神経

カイロプラクティックの適応の一般的なイメージは肩こりや

腰痛ですが、背骨のゆがみ(サブラクセーション)は

自律神経の働きにも影響を与えますので

様々な不定愁訴を引き起こす可能性があります。

アジャストメントによってサブラクセーションを

治療することで本来の神経の機能を取り戻すことができます

 

カイロプラクティック 頭痛

 

サブラクセーションの状態によって治療期間は変わってきます。

運動不足であったり、症状が慢性的になっていると

組織の癒着や姿勢の固定化によって

治療の状態が戻りやすくなっています。

レゾナンスでは、アジャストメントの効果を最大にするために

周辺の組織(筋肉、筋膜)の状態も整えていきますが

治療を始めた初期の段階では治療の頻度が

非常に重要になっていきます。

治療頻度について詳しく知りたい方は

⇒コチラ

 

 

 

ヒルトンの法則

サブラクセーションによって

神経の流れが妨げられている状態が続くと

脳に正常な情報が伝わらなくなり

その反応として、筋肉の緊張が起こります

これをヒルトンの法則と言います。

したがって、筋肉が緊張して肩こりになっていて

マッサージで筋肉をほぐしても

神経の圧迫がある限りは、またすぐに

神経的な緊張が生まれてしまうのです

 

 

サブラクセーションのない健康な身体をつくりたいという方は

ぜひレゾナンスの国際基準カイロプラクティックにご相談頂ければと思います。

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「辛い症状をなんとかしたい」という方はをぜひご相談ください。

 

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