2021年8月26日
目次
QOL(生活の質)を左右するサルコペニアとは?
ずっと健康でいるために運動機能の維持、向上は欠かせません。
運動機能がしっかりとしていることで
より自分の趣味ややりたいことができるようになります。
これがQOL(Quality Of Life:生活の質)の向上です。
長生きをしてもQOLが低ければ、人生の楽しみは減ってしまいます。
最近では、サルコペニアやロコモティブシンドローム(運動器症候群)という名前も
浸透してきました。
運動器を評価する上で、重要な要素が
筋肉量、体脂肪量、骨密度です。
筋肉量と体脂肪
筋肉量と体脂肪量に合わせて
以下のような分類があります。
サルコペニア(加齢性筋肉減少症)
サルコペニアは加齢に伴って、筋肉の使用頻度の減少や
栄養不足によって、筋肉量が減少してしまっている状態です。
筋肉には持久力に優れた赤筋(遅筋)と
瞬発力に優れた白筋(速筋)がありますが
サルコペニアでは、特に白筋が衰えやすいため
早い動きがやりにくくなります。
⇒運動不足で筋肉量が少ない痩せ型
サルコピーニックオービス
⇒運動不足で、筋肉量は通常の肥満
ダイナピーニックオービス
⇒筋肉量が少ない肥満
サルコピニックダイナピーニックオービス
⇒少筋量、低筋力の肥満
骨密度
男女の最大骨量は20~40代で、女性は閉経とともに急激に低下していきます。
2002年のデータでは、男女で寿命は延びているものの
骨折者も増えており、女性では男性の3倍に当たる年間10万人に上っています。
日本ではBMIが25以上で肥満、アメリカでは30以上で肥満とされていますが
肥満の人の方が大腿骨頸部骨折の頻度が低いというデータもあります。
これは肥満の人の方が骨量や筋量が高いためであり
端に痩せている人は5倍のリスクがあると言われています。
フィットネスとパワープレート
どうしても薬を飲まなければいけない人も
サプリメントと共にフィットネスを組み合わせていくことが
これからの時代には重要です。
パワープレートは3次元のハーモニック振動(上下、左右、前後)が
身体に不安定性を与えることによって
人体はそれに対してバランスを取るために
反射的に高頻度の筋収縮を起こすことができます。
さらにニュートンの運動方程式第2法則(力=質量×加速度)にのっとって
従来は力を高めるために質量(ウエイト)を上げていたものが
プラットホームを振動で加速させることによって
重力を高めることが可能となり
ウエイトを持たなくても負荷を与えることが可能になりました。
したがって膝などが痛い、運動が苦手だという方に対しても
重い負荷をかけずにトレーニングすることができ
運動中のケガなどがほとんどないという利点もあります。
筑波大学大学院 人間総合科学研究科の田中喜代治教授が行った実験では
一般の高齢者に対して30Hz、振幅Lowでスクワット
カーフレイズ、プランクを30秒2セットずつ行った時の筋活動は
大殿筋や中殿筋は30%、大腿四頭筋では60%
下腿三頭筋では200~250%増加したという結果が出ました。
これは同じポーズを取っても
パワープレートではより多くの筋肉を使えるということを表しており
緊張した筋肉に振動刺激が加わることで、緊張性振動反射が起こり
レジスタンストレーニングと同等の効果があるとされているのです。
また筋力だけでなく、瞬発力、骨量にも良い影響を与えることができます。
メディカルフィットネスにおけるパワープレートの適応は
ロコモティブシンドローム
サルコペニア
脳卒中
片麻痺
パーキンソン病
膝痛(変形性膝関節症など)
虚血性心疾患
など多岐に渡ります。
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