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カイロプラクティックについて

国際基準カイロプラクティックとは

カイロプラクティックは身体の柱である背骨を中心に調整を行う施術で

当院では特に痛み・自律神経の乱れ・しびれの改善を得意としています。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、EU加盟国など世界40か国以上で法制化されており、WHO(世界保健機関)でも補完代替医療として認められています。

 

国際基準カイロプラクティック資格 Doctor of Chiropractic(D.C.)について

 

カイロプラクティックはWHO(世界保健機関)において、西洋医学、鍼灸と並び世界三大医学の一つに位置付けられています。

そのため、正式なカイロプラクターとなるためには、WHOが定める4200時間以上のカリキュラムを持つ教育機関を卒業する必要があります。

それらを履修し、国際カイロプラクティック統一試験(IBCE)に合格することで、Doctor of Chiropractic(D.C.)の称号が与えられます。

日本にカイロプラクターを標榜している施術者は3万人以上いると言われていますが、このような国際基準をクリアしたカイロプラクターは、わずか800名程度です。

 

背骨のゆがみ「サブラクセーション」が治りを悪くする

背骨のゆがみがあると身体に悪いということは広く知られていますが、それはなぜでしょうか?

私たちは痛みやコリ、しびれを患部で感じているわけではありません

情報が神経を伝わって、脳に届くことで感じています。

背骨はその神経の通り道になっています

背骨のゆがみがあると神経に異常な信号が伝わり、筋肉を緊張させてしまったり、痛みを感じやすくしてしまうのです

またそれが自律神経の乱れにもつながります。

 

カイロプラクティックではこのような背骨の問題をサブラクセーションと呼んでおり

施術によってゆがみを取り除き、神経の緊張を解放してあげることで、痛み・しびれ・自律神経にアプローチしていきます

 

サブラクセーションが無くなれば姿勢も良くなる

サブラクセーションが取り除かれることによって

骨格が整うと同時に正しく筋肉を使えるようになり、姿勢も改善されます

 

 

ギックリ腰や寝違えなどの急性の痛みにも

ギックリ腰や寝違えは、今まで全身に溜まっていた筋疲労に身体が耐えられず

腰や首などのウイークポイントに負荷が集中して起こることがほとんどです。

患部だけでなく、筋膜を中心とした全身のバランスを取ることで、より早く痛みを取ることができます。

 

このような症状でお困りの方へ

  • 痛み・しびれをなんとかしたい
  • 自律神経失調症で毎日がつらい
  • 病院・整体・マッサージで思った効果が得られなかった
  • スポーツをしたいのに痛みでできない

 

と思われているようでしたら、国際基準カイロプラクティックが必ずお力になります。

まず一度ご相談ください。

 

カイロプラクティック -初回施術の流れ-

■問診票の記入

お困りの症状についてご記入ください。

 

■カウンセリング

的確な施術をするために症状についてお話を伺います。

カイロプラクティック

 

■検査

問診で得られた情報を元に、原因を絞り込むための検査を行います。

膝の痛み

オプションで自律神経血管年齢の検査も行うことができます。

自律神経失調症

 

■評価・説明

検査の結果を踏まえて身体にどのようなことが起きているのかをご説明させて頂き、治療の進め方をお伝えします。

背中の痛み

 

■施術

それぞれの方の状態に合わせて、神経の流れ・関節・筋膜・内臓の状態などを整えていきます。

背骨の矯正が苦手という方は、別の施術方法もございますので遠慮なくご相談ください。

 

■日常生活でのアドバイスなど

治療効果を持続させ、より早く良くなるような日常の過ごし方のアドバイスをさせて頂きます。

また症状に合わせて最も効果的な来院頻度をお伝えします。

 

 

安心してカイロプラクティックの施術を受けていただくために

レゾナンスカイロプラクティックの院長は、基準を満たした正規のカイロプラクターのみが所属できる団体であるJAC(日本カイロプラクターズ協会)の会員兼役員を務め、皆様に安全で効果的なカイロプラクティックをご提供しています。

 

JAC(日本カイロプラクターズ協会)について

カイロプラクティックとは、わかりやすく

 

一般社団法人日本カイロプラクターズ協会は1998年3月に設立されたカイロプラクティックの業者団体です。倫理規定を重視し、透明性の高い開かれた組織でWHOガイドラインに準拠した医療専門職としての教育基準を満たした正規のカイロプラクターのみが所属できる団体です。

世界保健機関(WHO)の非政府組織に加盟している世界カイロプラクティック連合(WFC)へ日本代表団体として1999年に加盟し、世界約100ヶ国の加盟代表団体の総意で決めたWFCの精神と政策を日本に伝え、実践を目指しています。

WFCの日本代表として、行政との折衝、国際交流、教育活動、研究活動、啓蒙活動の実践を通して、我が国におけるカイロプラクティックの業務をWHO基準で発展させ、倫理規定を設けて自主規制を行い、国民が安全に安心してカイロプラクティックを受けられるよう国内でのWHO指針に則った法制化の実現を目指して活動しています。

引用:JACホームページより

カイロプラクティックの紹介動画

整体とカイロプラクティックの違い

整体とは非常に広い概念であり、色々な療法の総称です。

「身体を整える」という視点で言えば、カイロプラクティックも整体の中に含まれると考えます。

その中でカイロプラクティックは、WHO(世界保健機関)でも定義づけされており、教育や歴史、研究、世界での広がりを考えると、信頼性の高い専門職であると言えます。

 

WHO(世界保健機関)が定めるカイロプラクティックの定義

筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職であり、関節アジャストメントもしくは脊椎マニピュレーション(アジャストメント)を含む徒手治療を特徴とし、特にサブラクセーション(神経系の働きを妨げ生理学的変化を起こす因子)に注目する。

となっており、SNSやWEBなどで流行っている関節の矯正音だけにフォーカスしたボキボキ整体とは全く異なります。

身体の構造を無視した非常に危険なものも散見されるため、治療院を選ばれる際は特にご注意頂きたいと思います。

 

厚生労働省の統合医療の情報発信サイトでもカイロプラクティックが一般的な定義がされています。

参考:厚生労働省の統合医療サイト

引用:JAC(日本カイロプラクターズ協会

 

カイロプラクティックの歴史

カイロプラクティックは、19世紀末にアメリカ合衆国で始まった補完療法であり、以下のような歴史があります。

1.創始者

カイロプラクティックは、1895年にデイビッド・D・パーマー(David D. Palmer)によって始められました。パーマーは、患者に背骨の調整によって健康が改善されるという信念を持っておりました。これを「カイロプラクティック」と名付けました。

 

2.神経系への焦点

パーマーは神経系が健康に重要な役割を果たしていると信じ、脊椎の調整が神経系のバランスを取り戻し、自然治癒力を高めると考えました。彼はこの治療法を神経学的なアプローチと位置づけました。

 

3.初期の発展

カイロプラクティックは初めは小さな規模でしたが、1900年代初頭には成長し、新たなカイロプラクティックの学校が設立されました。パーマーの息子であるビージェイ・パーマー(B.J. Palmer)も重要な役割を果たし、その後の発展に寄与しました。

 

4.法的な問題

カイロプラクティックは当初、医療の主流からは一部で疑念を抱かれ、法的な問題にも直面しました。一部の医師や医学協会は、カイロプラクティックを非科学的で無効とみなし、その実践を妨害しようとしました。

 

5.合法化と普及

カイロプラクティックは法的な問題にもかかわらず、徐々に広まり、20世紀半ばには多くの国で合法化されました。独自の教育制度が確立され、カイロプラクターは独自の資格を取得するようになりました。
カイロプラクティックの専門家を養成する大学教育機関が増加し、専門の資格や認定プログラムが設けられました。これにより、世界中で多くの人がカイロプラクターとしての訓練を受け、実践できるようになりました。

カイロプラクティックの教育

 

世界の医療機関ではカイロプラクティックは4〜8年の教育が行われ、医師と同等の基礎医学は勿論、人の身体に関わるための専門的な教育を4200時間以上にわたり受けます。

医師や歯科医に国家資格があるように、カイロプラクティックにも教育基準と学士号があります。

米国や欧米では、カイロプラクターは背骨のお医者さんと言われております。
カイロプラクティックは世界40カ国以上で法制化され、80カ国以上で実践されている医療として認識されており、立ち位置は準医師(日本でいう歯科医師や獣医師)に相当します。

カイロプラクターになるための教育基準に関する動画

 

カイロプラクティック(SMT)の有効性に関する主要な研究・論文

 

Association of Spinal Manipulative Therapy With Clinical Benefit and Harm for Acute Low Back Pain: Systematic Review and Meta-analysis
    • 著者:JAMA (Pain Medicine) に掲載。 (ジャマネットワーク)

    • 内容:急性腰痛(6週間以下)に対して、スパイナル・マニピュレーション(SMT)が痛み(pain)と機能(function)に対して中程度の改善をもたらすという証拠がある。短期的には有効だが、重大な有害事象は報告されていない。 (ジャマネットワーク)

    • 意義:メタ解析により、ランダム化比較試験(RCT)を多数まとめた結果を示しており、科学的エビデンスとして信頼性が高い。

 

Clinical Effectiveness and Efficacy of Chiropractic Spinal Manipulation for Spine Pain
    • 内容:2021年のナラティブレビュー。急性・慢性の腰痛および頸部痛(首の痛み)に対してSMTの有効性(controlled条件下)および実臨床効果(pragmaticな臨床条件下)を評価している。 (PubMed)

    • 意義:現実の臨床(効果性)と研究的コントロール条件(有効性)の両方から論じられており、カイロプラクティックの実践への示唆が強い。

 

Combined chiropractic interventions for low-back pain
    • 著者:系統的レビュー/メタ解析。 (PubMed)

    • 内容:12件の研究(合計2,887人)を分析。急性・亜急性腰痛において痛みの短期・中期的な改善、障害(disability)の改善があるが、効果は小さめ。バイアスが高い研究が多いという指摘も。 (PubMed)

    • 意義:複数介入(マニピュレーション+他施術)を含む実践に近い治療を分析しており、現場での有効性を探るうえで参考になる。

 

A randomized trial of chiropractic and medical care for patients with low back pain: eighteen-month follow-up outcomes
    • 著者:UCLA ロー・バック・ペイン研究。 (PubMed)

    • 内容:681人の慢性/再発腰痛患者を対象に、医療(内科的治療)対カイロプラクティック治療を比較。18か月追跡。鍼治療など併用なしのグループでも、カイロの方が「改善の実感」が強かった。ただし、臨床的な差は大きくない可能性も。 (PubMed)

    • 意義:中長期のフォローアップを伴う試験で、患者主観(改善感)に基づいた評価がされている。

 

カイロプラクティックの慢性腰痛に対する治療 — 日本腰痛学会雑誌
    • 著者:日本の研究。 (J-STAGE)

    • 内容:慢性腰痛患者50例を対象とした前向き研究。腰痛の強さ(VAS)や障害度(Roland-Morris 質問票)で有意な改善を報告。 (J-STAGE)

    • 意義:日本国内の臨床データとして、カイロプラクティックの腰痛への効果を示す根拠になる。

 

The efficacy of chiropractic manipulation for back pain: blinded review of relevant randomized clinical trials
    • 著者:古めのレビュー(1990 年代までの RCT を対象)。 (PubMed)

    • 内容:5件の RCT を評価。方法論の質には限界があるものの、いくつかで有望な結果もあり、「さらなる質の高い研究が必要」と結論。 (PubMed)

    • 意義:歴史的な背景と、カイロ研究の初期段階での挑戦を示す。

 

Chiropractic spinal manipulation for neck pain: a systematic review
    • 著者:系統的レビュー。 (PubMed)

    • 内容:首の痛みに対するカイロ・マニピュレーション(CSM)を評価。4つのランダム化試験をレビューしたが、コントロール介入(運動など)を上回る明確な優位性を示す強い証拠はなかった。 (PubMed)

    • 意義:頸部痛に対するカイロの効果に慎重な解釈が必要であることを示す。

 

その他の研究

ニュージーランドレポート 1979
オーストラリア 厚生省レポート 1984
スウェーデン代替医療委員会報告書 1987

アメリカ ランド研究腰痛に対する脊椎マニピュレーションの妥当性 1991
カナダ オンタリオ州 マンガレポート 1993
イギリス 王室基金ビングハムレポート 1993
アメリカ 連邦政府ヘルスケア対策研究局 成人における急性腰痛のガイドライン 1994
イギリス 政府腰痛の臨床業務ガイドライン 腰痛ガイドライン1994
カナダ ケベック州 カナダケベック州むち打ち関連疾患に関する調査 1995
欧州  慢性非特異的腰痛管理ヨーロピアンガイドライン 欧州ガイドライン 2004
イギリス 腰痛運動とマニピュレーションの無作為試験 2004
WHO  カイロプラクティックの基礎教育と安全性に関するWHOガイドライン 2005
英国  内科学会および米国疼痛学会による統合臨床診療ガイドライン  2007
国際調査 運動器の10年・頚痛とその関連疾患の調査委員会の研究 2008
英国 NICE(英国国立臨床評価機構)ガイドライン 2009
米国 米国内科学会 急性と亜急性の頚部痛に対する脊椎マニピュレーション、薬物施術、在宅指導の比較 2010
英国 BMA(英国医師会)腰痛・頚部痛ガイド2011
アメリカ 急性と亜急性の頚痛に対する脊椎マニピュレーション、薬物治療、在宅運動指導の比較 2012
日本 整形外科学会による腰痛診療ガイドライン  2012
アメリカ 内科学会急性・亜急性・慢性の腰痛に対する保存療法の臨床業務ガイドライン  2017
カナダ オピオイド鎮痛薬療法と慢性非がん性疼痛のガイドライン 2017

 

カイロプラクティックの適応症

以下は、一般的なカイロプラクティックの適応症です。
カイロプラクティックは治すのではなく、神経系に働きかけて治る身体に導いていくので、多くの症状が適応になります
*効果については、その方の状態による個体差がございます。

腰痛 腰の痛み
頸部痛 首の痛み
肩こり 肩の痛み
頭痛 慢性の緊張性の頭痛や偏頭痛
寝違え
むち打ち症
スポーツ傷害
姿勢の問題
関節可動域の制限
筋肉の緊張やこり
妊娠中の不調(特に腰痛や姿勢の変化)
ストレスや疲労からくる身体の不調
手足のしびれや痛み
骨盤の歪み
肘や手首の痛み
膝や足首の痛み
スポーツパフォーマンスの向上
椎間板ヘルニアの症状緩和
スポーツ障害の予防
小児の姿勢矯正
肩甲骨周りの不快感
慢性的な頭痛や片頭痛
耳鳴り
顔の歪み
睡眠の質の向上
顎関節症
姿勢に関連する呼吸の問題
運動機能の向上
筋力不足や不均衡からくる問題
身体のバランスや協調性の改善

 

このような症状でお困りの方へ

    国際基準カイロプラクティックが必ずお力になります。

    まず一度ご相談ください。

     

    執筆者

    レゾナンスカイロプラクティック院長 中込 慶一

    国際基準カイロプラクティック&パワープレート専門ジム レゾナンス

    千代田線 代々木公園駅から徒歩4分
    小田急線 代々木八幡駅から徒歩4分
    新宿・渋谷駅から約15分

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