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パワープレートでランニング速度を高める

2018年2月2日

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短距離走で必要な要素とは?

短距離走のパフォーマンスは、最高速度にできるだけ早く到達する能力と

この速度をどれだけ維持できるかが重要ですが

そのためには、強い筋力に加えて、素早い筋収縮が求められます。

パワープレートによる全身振動は、筋肉の長さに変化をもたらし

筋肉のセンサーである筋紡錘という感覚センサーを刺激することで

緊張性振動反射という反射が起こります。

これが動きの効率化に関与しており、パワープレートの振動を受けている筋肉の

運動単位の動員閾値(どれくらいの刺激で筋肉が動くかという値)が

通常の筋収縮と比較して低くなるため、筋肉の反応が非常に高くなります。

これは、パワープレートでトレーニングを行うことでより小さい刺激で

筋肉を動かせるようになり、反応も速くなるということを示しています。

また、パワープレートトレーニングが素早く瞬発的な動きに必要な

速筋線維の動員を向上させるという報告もあります。

パワープレートを使ったランニング速度の影響に関するデータ

国際的学術誌『Journal of Sports Science  and Medicine 2007』で

発表されたデータでは経験の浅いアスリートにおいて

短距離走の運動学的特性や瞬発力を有意に向上させるという

仮説を立てて次のような実験を行いました。

24名の志願者を無作為に2群に分け、

1群はパワープレートで6週間のトレーニングプログラムを行い

対照群はトレーニングを行わないようにしました。

 

パワープレート群は、ウォーミングアップの後

16~36分のセッション

(静的のスクワット、ワイドスクワット、片脚スクワット)を

週3回おこない過負荷原則に従ってプログラムの強度を上げました。

その結果、パワープレート群では、

10m、20m、40m、60m走のタイムが

有意に向上し、全体で2.7%の向上率があったそうです。

また、ストライド(歩幅)が5.1%、走行速度が3.6%

カウンタームーブメントジャンプ

(沈み込んでからすぐに切り返して跳ぶジャンプ)が3.3%

瞬発力の持続時間が全体で7.8%増加しました。

 

 

この実験で言えることは、

パワープレートを用いたアクセラレーショントレーニング

感覚受容器と神経伝達を刺激し伸張反射

(走る時やジャンプの時のように筋肉が伸ばされたことによっ

ておこる反射)の効率を高めることができるということです。

それによって、今まで難しかった

実際のスポーツ動作に特異的なトレーニングが可能になり

運動効率の向上と、ケガの予防といった効果が生まれるのです!

これは短距離走に限った話ではなく、ランニング全般に有効で

それは多くのスポーツは伸張反射を利用した動きがほとんどだからです。

私たちのスタジオでもそれを証明するような
素晴らしい結果が出ていますのでぜひご覧下さい。
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