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大友先生講習 -副腎疲労&ホルモン1-

2018年7月10日

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先日、2ヶ月に一回の大友先生の勉強会がありました。

今回は先生のご専門である内分泌系

ホルモンの授業なので

いつも以上に言葉に力がこもっていて

多くの症例もご紹介して下さり

劇的な変化に鳥肌が立ちました。

今回はホルモンのお話がメインでしたが

勉強会の時に大友先生が必ず仰るのは

現代のような複雑に要因がある中で

1つの要因を変えることで

全てが良くなるということはあり得ない

ということです。

テレビでは、この栄養素を摂ればオッケーというような

宣伝がされていますが

人の身体はそんなに単純ではありません。

 

ライフスタイル医学

ライフスタイル医学というのは新しくできた造語ですが

決して今に始まったわけではなく

江戸時代の頃などは普通に行われていました。

西洋医学が発展してきたこの100年は

眠れなかったら薬を出すという考え方でした。

医療は進歩しましたが、健康寿命は延びていません。

現在ではBio-Psycho-Social(生物心理社会)モデル

によって、より広く健康を捉えていく必要があるという

江戸時代の考え方が再び見直されています。

この概念を取り入れると

身体的な疾患はメンタルの不調を引き起こすことがあり

その逆も起こるといったような捉え方ができるようになります。

そして物質で治そうとしていた時代から

心の治療が必要な時代になりました

近年、特に大きな問題になっているのが

スマホ依存です。

SNSなどの情報に翻弄されて、知らず知らずのうちに

身体に不調をきたしているケースが

非常に多いのです。

このような問題に対処していくためには

デジタルデトックス(デジタル製品の使用を控える日をつくる)

といったことや

人との繋がりを楽しむなどのアプローチが有効です。

今まで見過ごされてきた内分泌系(ホルモン)

アンチエイジングという言葉が浸透して久しいですが

従来のエイジング検査(老化の度合いを測る検査)では

・アンケート

・血管年齢

・骨年齢

・肌年齢

・心肺機能

といったものが一般的でしたが

実はこれだけでは真の意味で

アンチエイジングを測ることはできません。

何が足りないのか?

それはホルモンという存在です。

ホルモンがどれほどパワフルなのかという

一つの症例として

同じように脊髄損傷して身体が動かなくなってしまった2人の患者のうち

1人はすごいペースで良くなりましたが

もう1人は良くなりませんでした。

どちらも一般的な血液検査は正常でしたが

その違いはホルモンだったのです。

その他、肥満、動脈硬化、骨粗しょう症などの症状は

ホルモンの低下によって起こります。

*ここで言っている老化は加齢とは異なります

詳しくはリンク先の

私たちのミッション -老化という病気をなくす-」を

お読みください。

女性ホルモンと不定愁訴

女性ホルモンには卵胞ホルモンであるエストロゲンと

黄体ホルモンであるプロゲステロンの

2種類があります。

これらのホルモンのバランスで

月経周期などが調整されています。

しかし、最近では

プロゲステロンに対して

エストロゲン優位になっていることで

プレ更年期のような症状が出てくることが

分かっており

風邪を引きやすい

むくむ

イライラしてしまう

ダイエットしているのに体重が減らない

などの症状が出てきます。

プロゲステロンは脂肪をエネルギーに変える上で

重要な役割があり、相対的に不足していることで

思い通りにダイエットの成果が出ない原因になります。

実際のプレ更年期では

閉経の際にエストロゲンが減りますが

それまでに排卵しなくなって

プロゲステロンが先に出なくなることで

不足状態になり、症状が出ます。

一般的にはプロゲステロンが多いことで

むくむと言われていましたが

海外の最新のデータを踏まえた大友先生の見解では

それは間違いで、基本的には

エストロゲン優位によってむくみが起こるそうです

しかし、過剰でも不足でもそれぞれ症状は出ます。

エストロゲン優位になる原因

環境上の原因
栄養上の要因
高カロリー食
ストレス
食事

イソフラボンの欠乏、糖分と精白でんぷんの過剰

エストロゲン優位を緩和する一つの方法として

エストロゲンと類似した構造を持つイソフラボンを

摂ることで、ホルモンの受け皿である受容体に

エストロゲンではなく、イソフラボンが

結合してくれるので、効きが穏やかになります。

その効果はそれぞれの総量で

椅子取りゲームのような形で行われます。

加齢とともに受容体の数はだんだん減っていきます。

大友先生の治療アプローチの一つとして

プロゲステロンを直接処方することがあるそうですが

日本でプロゲステロンとして処方されているものは

プロゲスチンという人工的に合成されたプロゲステロン様の

作用を持つもので、十分な効果が得られないというのが

大友先生の考えです。

そのため毎年ドイツに直接買い付けに訪れ

品質も厳しくチェックして

プロゲステロンを取り扱っています

プロゲステロンのその他の作用として

不眠薬代わりとして眠気を促したり

出産時のような強力なストレスに抵抗する

といったものがあります。

大友先生が麻酔科医として働かれていた時に

帝王切開で出産した方がショック状態になり

 酸素不足、血圧低下で非常に危険な時に

プロゲステロンを数回投与したところ

無事一命をとりとめたというケースがあったそうです。

神経系の重要性 

神経系はホルモン、免疫系の司令塔という

非常に重要な役割を持っています。

内分泌系(ホルモン):臓器の機能をコントロールする

免疫系:身体に入った異物を除去し身体を守る

このようなシステムを正しく働かせているのが

自律神経です。

例えば交感神経の働きが優位になると

男性ホルモンや成長ホルモンが増加し

副交感神経が優位になると、女性ホルモンや

セロトニンといったものが増えます。

一般的にストレスがかかると交感神経が優位になり

ストレス社会の現代では、交感神経が優位になっている人が

多いのかと思いきや、実は副交感神経が

過剰に優位になっているケースも非常に多いと言います。

その場合は、身体がリラックスしすぎていて

逆にだるさややる気が出ないといった症状が出てきます。

このような場合は、乾布摩擦や運動などで交感神経を

刺激してあげることが有効です。

 

大友先生の講義の続きはコチラ

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